[おすすめ書籍] 菌をミカタに強いカラダ作り。

皆さまこんにちは(´∀`*)
二階堂です。
沖縄は冬だけでなく、インフルエンザの流行が季節を問わず何度かあります。
本日も娘が帰宅して、学校で何人かインフルエンザで休んでいる子がいるとの情報が…。
手洗い・うがいも大事ですが、普段から免疫力を高めておきたいですねo(*´ゝ∀・)ノ

キレイ好きな日本人の腸内環境は…((((;゚Д゚)))))))⁈

外国からの印象で、日本は清潔な国で、日本人はとてもキレイ好きだと言われる事は多いですよね。
しかし、実際のところ、私たちの免疫系は、自然界に居る細菌の働きが加わることによって構築されます。
キレイにとらわれすぎると、ヒトは弱ってしまうのです_:(´ཀ`」 ∠):
今回は菌と共生し、菌で菌を制するという考え方も大切ですよというお話です(*・ω・)ノ

菌のバランスを壊すクリーンすぎる生活。

恩田陸 消滅
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2017年に「蜜蜂と遠雷」で、「直木三十五賞」「本屋大賞」の史上初のダブル受賞を果たした恩田陸さんの著書、『消滅 – VANISHING POINT』。
入国を拒否された11人が、閉じ込められた日本の国際空港の別室で繰り広げるテロリスト探し。クローズド・サークルを舞台にしたミステリーです。
はて、それとこれとなんの関係が…⁇と思われる方も多いかと思いますが、運命的に巡り逢った一節が。。。
ヒトと菌の関係や、バランスが大切という事について、とてもわかりやすく記述されている部分がありました(((o(*゚▽゚*)o)))

「だけど、クリーンルームって、自然の状態に比べればものすごく異常な状態なわけですよね。埃も微生物もいない空間なんて、人間が暮らしていけるような環境ではありえない。」
「僕は、『孤独な肺炎』は、新しい病気に感染したというよりは、長期間クリーンルームで暮らしているうちに、抵抗力が下がってしまったせいで、発病した病気なんじゃないかと思うんです。」
「人間の体内や身体の表面には常にいろんな菌がいて、縄張り争いをしています。いいのも悪いのもいるけど、共存して均衡した状態だったら生きていくのに支障はない。だけど、綺麗にしすぎてどれかを取り除いたり、全部取ったりすると、バランスが崩れたり縄張りに隙間ができたりして、そこに攻め込んでくる菌が現れる」
「武装勢力の縄張りとおんなじね。内輪揉めでどこかのグループが弱体化したり、逆にどこかのグループだけに大量の武器が流れ込んできたりすると、パワーバランスが崩れて紛争が起きる。武力が拮抗していれば、睨み合いが続いて抗争は起きない」
「つまり、あなたが言いたいのは、クリーンルームで過ごす時間が長くなるにつれて、逆に菌に対して過敏になるかもしれないってことね」
恩田陸 (2015年) 消滅 VANISHING POINT

菌のバランスが保たれた環境であれば、どんな菌が入ってきても、ちょっとやそっとでは悪さはできないということですね。
実際、悪名高いイメージのあるコレラ菌も、菌のバランスの拮抗が保たれている自然の川などの環境にいれば、水を浄化する手伝いをしているのだそうです。

免疫を司る腸、重要なのは腸内細菌。

前回、腸は、「消化・吸収」をして、栄養素を取り入れる窓口としての役割を書きました。
逆に、口から体内へウイルスや細菌が侵入してくれば小腸がいち早く毒を察知し、下痢や嘔吐などを起こさせて身体の中を綺麗に掃除してくれる役割も果たしています。
また、感染を防ぐために体内へ吸収せず便として排出するなど、腸は、私たちの身体を守るもっとも重要な免疫器官となっています。
事実、私たちの身体に存在している免疫細胞の約70%は腸に集中しており、腸内環境が悪いと免疫力は低下、風邪を引いたり・便秘・生活習慣病になるなど、様々な病気を引き起こしてしまうのです。
理化学研究所の研究(※)では、バランスのとれた腸内細菌叢が、腸管における制御性T細胞の誘導やIgA抗体の産生といった健全な腸管免疫系の形成に有効であること、また、外部からの腸内細菌の投与により人為的に腸内細菌叢および免疫系を制御できる可能性も示されています。
2014年7月11日 理化学研究所腸内細菌叢と免疫系との間に新たな双方向制御機構を発見
最近よく耳にする「プロバイオティクス」とは、「腸内フローラのバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物」と定義されているのだそうです。
アンチバイオティクス(抗生物質)に対して提案された用語で、共生を意味するプロバイオシ(probiosis、pro:共に、~のために、biosis:生きる)が語源との事。
菌をミカタにして、病気を撥ね飛ばせる強いカラダを目指したいですね٩( ‘ω’ )و

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