腸から発達した動物の歴史。

皆様こんにちは☀︎
二階堂です。
近年の腸活ブームで、腸が健康の維持に大切な役割をしていることが巷でも話題となっていますね。
何故にもそんなに腸は大切なのでしょうか?
実は腸が動物にとって重要な臓器だと納得せざるを得ないような動物の発達の歴史があるのです。
今回は開発者である佐々木淳氏の著書「腸内細菌のベストバランスが病気にならない体をつくる」の中で、私が面白い!と思った、腸から発達した動物の歴史のお話を書かせて頂きたいと思います。

六億年前 チャルニア

葉っぱとも動物とも言えない生物。
葉っぱのような細胞ひとつひとつが、他の菌が分解した残り物をもらって細胞分裂をして成長していました。

五億五千年前 ディッキンソニア

栄養の吸収面を海底に付け、土壌の中にいる細菌たちが分解してくれたものをもらって生きていました。
呼吸する細胞と動く細胞に分かれ、動いて栄養豊富な新しい場所へ移動出来るようになりました。

四億六千年前  ミミズ

栄養の吸収面を内側にして筒状になり、口から土を入れて、土の中にいる土壌細菌群が分解した栄養をもらい排泄するようになったのが現代でも目にすることができるミミズです。

ミミズの動きは腸の蠕動運動そのものです。

動物のカラダの土台は腸。

最初の動物は、栄養を吸収する面、腸から発達しています。
40億年にわたる生物の進化の歴史を見ていくと、その8分の7は、脳を持たずに腸のみで生きる生物の時代でした。
そして、最初の動物は動いて土の中にいる細菌たちから栄養をもらっていました。
植物は、栄養を吸収する面を土に中に入れ、根っことして土壌細菌たちに栄養をもらっています。
腸と腸内細菌、腸内細菌と土壌細菌群の関係性が少しずつ明るくなって来ましたでしょうか…?
今後も細菌たちの歴史や、ナゼ腸内細菌たちはヒトのためにこんなにもせっせと働いてくれているのか?などについても、またしたためさせていただければと思います(`_´)ゞ

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